2018年01月 

『新春に思う』
 このところ世界は激動しています。敗戦から71年、戦争を体験した人も少なくなり、政治家も戦後生まれがほとんどです。かつて列強の植民地として苦しんだ中国は、世界第2の経済大国になり、世界に覇を争うようになりました。イギリスのEU離脱が決まれば、世界金融の中心がイギリスからドイツに移ります。アメリカはトランプ氏が大統領に就任して1年、相次ぐ閣僚の更迭や選挙公約も殆ど実現していません。ドイツ・フランス・イタリアなどでも右翼政党が議席を伸ばし、政権は不安定になっています。安倍政権は北朝鮮の脅威を理由に、アメリカから5年間に約1兆5,000億円の兵器を購入し、制裁を強化するといいますが、日本海の沿岸には幾つもの原発があり、戦争になれば広島、長崎の悲劇を繰り返しかねません。私は、日本が戦前に戻ることのないよう強く願っています。かつてドイツは、選挙でヒットラー政権を選びました。この苦い教訓からドイツ国民は「愚かな国民は愚かな政治家を選ぶ」と言い伝えてきました。民主主義が機能するには、国民一人一人が懸命にならなくてはなりません。そんなことを強く感じるこの頃です。
『゛足るを知る” が幸せ』
 イギリスの産業革命から約300年、資本主義社会にも綻びが生じています。経済学者の中には「資本主義の終焉」を唱える人もいます。水野和夫氏は、「経済成長にしがみ続けることが、かえって人々を不幸にする。大企業が無理やり利益をあげようとすれば、そのしわ寄せは格差や貧困という形で弱者に集中する」と述べています。また、京セラの創業者で、日本航空を再建した稲盛和夫氏は、日本への提言という著書で、「すでに日本の国家財政は破綻していると言っていい。それでも官民挙げて公共投資をもっと増やして景気刺激を、という声が起きている。そんなことを続けると国家財政が持つはずがない。日本だけが繁栄を続けていくわけがないと言う判断があってもいいと私は思う。『もうこの辺でよい』仏教でいう『足るを知る』という境地に至るべきではないか。成長のない経済、あるいはマイナス経済の中でも、人々が生きがいのある生活を考えるべきではないだろうか」と・・・。これからの時代、皆さんはどんな世の中になることを望まれているのでしょうか。
『紅葉の秋を楽しむ』 社員 岡田嘉奈子
 週末は最後の紅葉狩りのチャンスと香川県へ車を走らせました。山並みは色とりどり。林の中を歩くと晩秋の雲間から差し込む柔らかな日差しが紅葉の赤、黄色のイチョウが目に鮮やか、足下にはどんぐりや松ぼっくりなど。ゆったりした時間を過ごすことができました。紅葉狩りの「紅葉」とは、もともとの語源は一種類の樹木の呼び名ではなく、秋に色づく状態のことを指している言葉だったそうです。その中でもひときわ目を引く一般的にモミジと呼ばれる樹木はカエデ科カエデ属の植物で英語では、もみじのことを日本の楓、ジャパニーズメープルと呼び、楓の中でも色づきのよいものを「モミジ」と分類するのは日本人ならではの感性のようです。ちなみに楓の語源はカエルの手のような形からカエデ、モミジの中でも特に色づきの良いイロハもみじは葉の先をイロハニホヘトと数えることができるからとか、そんな雑学を調べてみるのも楽しいです。
 日々の忙しさに追われがちですが自然の中に出かけて体を動かしたり読書で心に栄養を与えたりと、残り少ない秋を満喫して気力、体力を養い、確定申告時の繁忙期の業務に臨みたいと思います。

『私の健康診断』 社員 千田みずず
 私は12年ぶりに健康診断をうけました。面倒くささと、恐怖から長年遠ざかっていました。それでも受けることを決めたのは小林麻央さんの存在があったからです。彼女と同い年の娘を持つ私にとって、一緒にいてあげられない辛さ、無念さを思うと胸が詰まる思いです。自分に今できることは自分の体と向き合うことだと、受診を決心しました。
 受診から二週間後、結果が届きました。学期末、成績表をもらう子供のような気持ちで封をきりました。まず予想どおりでしたが、適度な運動と減量に努めましょう。その他 貧血とガンマGTPという数値が低くタンパク質の不足が一因のようです。これらは牛肉を食べれば改善されるとか、これを理由に大好きな牛肉をいっぱい食べられると思いました。ですが、減量するように指導されているので、やはりバランスの良い食事が必要不可欠だと思いました。そして、来年の健康診断では、今年よりもよい判定がもらえるよう1年間頑張ってみたいと思います。