2020年02月 

『消費税25%で世界一幸せな国』
デンマークの消費税は25%と、世界で2番目に高い(2010年当時)にも拘らず、市民はそれを「高負担」と思っていない。大半のデンマーク人は国を信頼して高負担を受け入れている。また国の側も、提供する高負担を、国民が好き放題に利用したりしないと信頼している。例えば、デンマークでは、地方の市会議員はボランティアで議員報酬はなく、交通費などの手当が日本円にして年間約90万円程度支給されている。国会議員の年収も750万円程度です。ちなみに日本の国会議員の給与は年間2,000万円以上。このほか非課税の手当(文書・通信費・交通費等)が年間1,200万円もつきます。デンマークの政治家は、決して高い報酬や給与を貰って、その職についているわけではない。もしも議員の給与が高額だったら、国民の理解と信頼が得られるか疑問です。また日本の国会議員は世襲議員が多いが、デンマークでは世襲議員は少なく、国民の意識もよくわかっており、議員の汚職が少ないことも政治への信頼に繫がっている。デンマークも多くの問題を抱えているが「共生社会」として全体のバランスが保たれている。「ケンジ・スズキ著 参照」
『消費税が最大の税収に』
政府が決定する2020年度の予算案で、消費税収が20兆円の大台を超え、法人税のほぼ2倍の税収になります。消費税は高齢化社会を支える「福祉財源」として1989年に導入され、3%から5%に、更に8~10%へと次第に税率を引き上げられてきました。一方で、法人税や所得税は税率を引下げてきており、消費税は、結果的には企業税や所得税の穴埋めにしかなっていません。
法人税は、ピーク時の40%台から、23,2%へと引下げられ、研究開発費や賃上げなど一定の条件を満たした企業には、さらに税負担が軽減されています。その結果、法人税収は19兆円台から12兆円台まで減っています。過去の企業統計によると、金融・保険を除く全産業の営業利益は83兆9,000億円と12年度から73%も増え、企業の内部留保(利益剰余金)は2017年度末で約446兆円を超えています。一方で(民間給与実態調査)によると、年収100万円以下の人が約412万人、200万円以下が670万人もいます。政治とは、ベールを剥がせば「誰から税金を集め、誰のために使うのかを決める仕事だ」と述べた政治家がいましたが、総ての国民が明るく笑える社会にしたいものです
『思いは実現する』ジェームス・アレン
明治の猿も平成の猿も変わらないが、人間は社会と生活を大きく変えてきた。その原動力は、思いと夢です。人生は確かな法則に従って創られています。この法則は、どんな策略を持ってしても変えられない。それは「原因と結果」の法則です。トウモロコシを蒔けばトウモロコシが、麦を蒔けば麦以外の植物は決して生えてこない。この法則は、人生にも貫徹しているのです。人生にとって原因とは「思い」です。心の中の思いが、その人の人生を決めている。人生の成功に偶然などは存在しない。人間の心も庭と同じで、美しい花を咲かせたいなら、美しい花の種を蒔き、雑草を抜き、肥料をやらなくてはならない。貴方の前には今「二つの道」がある。このままの延長線上の道と、もう一つは、自分の可能性を引き出し100%輝いて生きる道です。人生を変えたいと思うなら、強い決断と、ある程度自分の欲望を犠牲にしなくてはならない。大きな人生の成功を願うなら、自己犠牲を覚悟しなくてはなりません。
『状況判断・対処能力の大切さ』社員 佐伯典江
昨年、次男が自動車免許取得の為、教習所に通っていた時のことです。車に乗り始めた頃、様子や感想を聞いてみたところ、車の運転に関しては初めての事なのでいろいろ大変とのことでしたが、その他に、普段通学している自転車に気をつけて乗るようになったと言いました。自転車は中・高・大学と通学していますが、以前は自分のペースでふらふらと乗っていたようです。でも最近は周りの状況を判断して、車の邪魔にならないように止まったり、歩行者に気をつけるようになったそうです。人は自分で実際に経験・体験する事によって状況を考え判断し、自分なりの対処方法を身につけていくものなんだと感じました。だからこれからも多くの事を経験して、判断能力を伸ばして、今後の人生に役立てていってもらいたいと思います。
免許の方は、年明けに無事取得することができました。こちらに帰省した時は、私の車を運転するようになると思いますが、私は自分の車の無事を願うばかりです。